選ばれたのはルイボスティ

# どうしてルイボスティを選ぶのか?

集中したいとき、落ち着きたいとき、私はルイボスティを選ぶ。ルイボスティは他のお茶類にくらべ、気分を入れ替えるのに最適だからである。

水分補給をおこなうタイミングは多くの場合、集中力が切れたときだが、このわずかに低下した集中力をもとの状態に戻すには、ルイボスティが最適である。まず、飲んだ時に、負の感情を抱く可能性のある飲み物はふさわしくない。清涼飲料水では甘ったるさがその時の気分に合わない可能性は高いし、口がネバつくなぁ、身体への悪影響があるけど良いのかなぁなど雑念が浮かぶことは多いだろう。もちろん糖分も補給できるし、糖分を取り入れたという意識からプラシーボ効果も期待できるだろう。しかしその効果は必要な時にのみ必要なのであって、普段は要らない。ほかのお茶「おーいお茶」や「綾鷹」は私が苦みが得意でないため、選ばれることはない。爽健美茶、麦茶は悪くない選択肢だ。苦みはなく、身体への悪影響が思い浮かぶことはない。しかし爽健美茶は少し甘いため、気分によっては集中力を下げる原因になりうる。麦茶は私が小学生の時にあまりに飲みすぎたため、気分転換に向かない。水も同様である。味がなさ過ぎて逆に気になってしまうのである。

一方でルイボスティは味はすっきりおいしく、この味が阻害する精神状態は今のところ思いつかない。また、目新しさという点でも優れている。ルイボスティがコンビニを席巻するようになったのはここ5年ぐらいで、ジャスミンティ以来のニュースタンダードである。この目新しさは、気分を切り変えるトリガーとなる。

さりげないおしゃれさもルイボスティをえらぶ理由だ。カフェで勉強、macbookで作業といった例にあるように、おしゃれであるという自意識は、怠惰な自分を防ぐ。自分を律する強烈な目標がなくても、作業に意識を向けることが可能だ。自律が苦手な自分としてはこの効果は無視できない。

 

以上の理由により、ルイボスティは作業をするお供として最適である。

 

※ コーヒーもよいが、水分補給の選択肢とはなりえないと判断したため、ここでは議論しなかった。